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 小倉百人一首 013

 筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる

 陽成院



解説
 陽成院(868〜949)は清和天皇の第一皇子で、貞観十九年(877年)、十歳のときに即位されましたが、病気などのため、わずか十五才で廃位され、皇位を孝徳天皇に譲られました。

 退位して上皇となった陽成院は、孝徳天皇の内親王に恋をしていたといわれ、この和歌はその恋心を詠ったものと伝えられています。

読み
 つくばねの みねよりおつる みなのがは こひぞつもりて ふちとなりぬる

季節
 -

現代意訳

 筑波山の峯から流れてくるみなの川も、(最初は小さなせせらぎほどだが)やがては深い淵をつくるように、私の恋もしだいに積もり、今では淵のように深いものとなってしまった。

出典
 「後撰集」








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