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住の江の 岸に寄る波 よるさへや 夢のかよひ路 人目よくらむ
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解説
藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん・? 〜902,907?)は、清和、陽成、光孝、宇多、醍醐の五朝に仕えた、三十六歌仙のひとりで、陸奥出羽の按察使富士麻呂の子とも言われています。
藤原敏行朝臣は平安時代の優れた歌人であると同時に、空海に並ぶと言われるほどの書道の大家でもありました。
『古今集』にある「秋きぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」もよく知られている和歌のひとつです。
この和歌は敏行の恋心を詠ったもので、御所で開かれた歌会の折、思いを寄せる女性を思い出して作られたといわれています。
読み
すみのえの きしによるなみ よるさへや ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ
季節
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現代意訳
住の江の岸に打ち寄せる波のように (いつもあなたに会いたいのだが)、 どうして夜の夢の中でさえ、あなたは人目をはばかって会ってはくれないのだろう。
読み
「古今集」
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