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吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ
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解説
文屋康秀(ぶんやのやすひで/生没年不明)は平安時代初期の人で、貞観二年(860年)刑部中判事、陽成天皇の時の元慶元年(877年)山城大掾、同三年縫殿の肋に任ぜられた事などが伝えられていますが、詳しいことは分かっていません。
しかし、歌人としては有名で、在原業平や小野小町たちとともに六歌仙に数えられています。
平安時代には、漢字を分ける言葉遊びの和歌が流行りましたが、この和歌はそういう面白さを詠ったものですが、そのなかにも自然の風情が感じられます。
読み
ふくからに あきのくさきの しをるれば むべやまかぜを あらしといふらむ
季節
秋
現代意訳
山風が吹きおろしてくると、たちまち秋の草や木が萎れてしまうので、きっと山風のことを「嵐(荒らし)」いうのだろう。
出典
「古今集」
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