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あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む
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解説
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)は持統、文武の両天皇に仕えた優れた宮廷歌人ですが、詳しいことは伝わってません。
柿本人麻呂の和歌は天皇をたたえる和歌のほか、挽歌(死んだ人を悲しむ和歌)や相聞歌(互いにやり取りをする和歌)などを多く残しています。
和銅三年頃、 石見の国で亡くなったと伝えられています。
人麻呂には、密かに思いを寄せる女性がありましたが、その女性は天皇に仕える人だったので、人麻呂はそのことを打ち明けらず、この和歌をつくったと言われていますが、山鳥を題材にして、自らの恋心を見事に表現しています。
読み
あしびきの やまどりのをの しだりをの ながながしよを ひとりかもねむ
季節
-
現代意訳
夜になると、雄と雌が離れて寝るという山鳥だが、その山鳥の長く垂れ下がった尾のように、こんなにも長い長い夜を、私もまた、(あなたと離れて)ひとり寂しく寝るのだろうか。
出典
「拾遺集」
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