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小倉山 峰の紅葉ば 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
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解説
貞信公(ていしんこう/880〜949)は関白・藤原基経の四男、藤原忠平の送号で、兄の時平、仲平とともに「三平」と呼ばれました。
醍醐天皇に仕え、長い間摂 、関白をつとめた人物で、藤原氏が栄える土台をつくりました。
709年の秋、忠平は宇多上皇のお供で小倉山に遊びに出かけましたが、この時、上皇が「我が子の醍醐にも見せてやりたいものだ」と言われたお言葉に対して、この和歌をつくったと伝えられています。
読み
をぐらやま みねのもみぢば こころあらば いまひとたびの みゆきまたなむ
季節
秋
現代意訳
小倉山の峰の美しい紅葉葉よ、もしお前に哀れむ心があるならば、散るのを急がず、もう一度の行幸をお待ち申していてくれないか。
出典
「拾遺集」
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