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朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪
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解説
坂上是則(さかのうえのこれのり/?〜930)は醍醐天皇、朱雀天皇の頃の人で、坂上田村麿の四代目の孫にあたります。
三十六歌仙の一人で、和歌のほか、蹴鞠も上手だったと伝えられています。
延長三年には加賀介に任ぜられています。
この和歌は、職務で吉野へ出かけた是則が、見事な白雪を見て詠んだといわれていて、素直な自然への驚きが表されています。
読み
あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに よしののさとに ふれるしらゆき
季節
冬
現代意訳
夜が明ける頃あたりを見てみると、まるで有明の月が照らしているのかと思うほどに、吉野の里には白雪が降り積もっているではないか。
出典
「古今集」
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