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あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
いまひとたびの 逢ふこともがな
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解説
和泉式部(生没年不明)は越前守 大江雅致(おおえのまさむね)の娘で、母は昌子内親王に仕えた介内侍です。
和泉守 橘道貞と結婚した後、和泉式部と呼ばれるようになり、当時の女流歌人である、紫式部、赤染衛門、伊勢大輔、馬内侍らと共に、和歌に優れた五歌仙の一人にあげられています。
敦道親王との恋をつづった「和泉式部日記」で有名ですが、この和歌もせつない恋心を見事に詠っています。
読み
あらざらむ このよのほかの おもひでに いまひとたびの あふこともがな
季節
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現代意訳
私はもうすぐ死んでしまうことでしょうが、私のあの世への思い出になるように、せめてもう一度なりともあなたにお会いしたいのです。
出典
「後拾遺集」
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