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憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを
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解説
源俊頼朝臣(1055~1129)は大納言経信の三男で、堀河、鳥羽、崇徳の三朝に仕え、木工頭従四位にまで任ぜられています。
元治元年(1124年)には、白河院から勅撰集の撰進を命ぜられ、「金葉集」を撰んでいます。
この和歌は、権中納言俊忠の屋敷で開かれた歌会で詠まれた和歌だと言われていますが、恋心と自然の風情が織り成された見事な和歌です。
読み
うかりける ひとをはつせの やまおろしよ はげしかれとは いのらぬものを
季節
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現代意訳
私に冷たかった人の心が変わるようにと、初瀬の観音さまにお祈りしたのだが、初瀬の山おろしよ、そのようにあの人の冷たさがいっそう激しくなれとは祈らなかったではないか…
※初瀬 / 奈良県桜井市にある長谷寺のこと
出典
「千載集」
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