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思ひわび さても命は あるものを 憂きに堪へぬは 涙なりけり
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解説
道因法師(1090~1183?)とは藤原敦頼のことで、崇徳天皇に仕えて従五位下右馬助になっています。
八十歳をすぎてから出家し、延暦寺にはいり大法師と呼ばれました。
住吉明神に月詣をして、秀歌を詠ませ給えと祈ったと伝えられています。
この和歌は恋の和歌のひとつですが、道因法師がまだ若い頃に詠まれたものだと言われています。
読み
おもひわび さてもいのちは あるものを うきにたへぬは なみだなりけり
季節
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現代意訳
つれない人のことを思い、これほど悩み苦しんでいても、命だけはどうにかあるものの、この辛さに耐えかねるのは (次から次へと流れる) 涙であることだ。
出典
「千載集」
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