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村雨の 露もまだひぬ 槇の葉に 霧たちのぼる 秋の夕ぐれ
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解説
寂蓮法師(1139?~1202)は藤原俊成の弟 俊海阿門梨の子どもですが、俊成の養子となって、従五位下、左中弁、中務少輔などを任ぜられています。
後に、俊成の実子 成家、定家が生れると、出家して寂蓮と称しました。
読み
むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに きりたちのぼる あきのゆふぐれ
季節
秋
現代意訳
あわただしく通り過ぎたにわか雨が残した露もまだ乾ききらないのに、槇の葉にはもう霧が立ちのぼっていく秋の夕暮れである。(なんとももの寂しいことではないか)
出典
「新古今集」
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