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 小倉百人一首 091

 きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣片敷き ひとりかも寝む

 後京極摂政前太政大臣



解説

 後京極摂政前太政大臣(1169~1206)とは藤原義経のことで、関白 兼実の次男です。
 和歌を俊成と定家に学び、元久元年(1204年)従一位太政大臣となりましたが、建永元年、三十八才で急逝しました。

読み
 きりぎりす なくやしもよの さむしろに ころもかたしき ひとりかもねむ

季節
 秋

現代意訳

 こおろぎがしきりに鳴いている霜の降るこの寒い夜に、むしろの上に衣の片袖を敷いて、わたしはひとり寂しく寝るのだろうか。

出典
 「新古今集」








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