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花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり
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解説
入道前太政大臣(1171~1244)とは、藤原公経(ふじわらのきんつね)のことです。
坊城内大臣実宗の次男で、公経が京都北山に西園寺を建ててから、その家を代々西園寺と呼ぶようになりました。
承久三年に内大臣、貞応元年(1222年)には従一位太政大臣になるなど、その威勢は世に並ぶものがないほどでした。
この和歌は西園寺の山荘で詠んだものと言われていますが、公経の気持ちが見事に詠まれています。
読み
はなさそふ あらしのにはの ゆきならで ふりゆくものは わがみなりけり
季節
春
現代意訳
(降っているのは) 嵐が庭に散らしている花吹雪ではなくて、古っているのは、実は歳をとっていくわが身なのだなぁ。
出典
「新勅撰集」
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