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これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも あふ坂の関
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解説
蝉丸(せみまる)は平安時代初期の人ですが、生まれた年など詳しいことは不明です。
『今昔物語』巻二十四によると、宇多天皇の皇子敦実親王に仕える官位の低い官僚で、のちに逢坂山に住んだと記されていますが、盲目で和歌と琵琶の名手であったと伝えられています。
この和歌は、逢坂の関で互いにすれ違い別れていく人たちを見て作られた和歌だと言われていますが、人と人との出会いと別れの機微が、とてもうまく表現されています。
読み
これやこの ゆくもかへるも わかれては しるもしらぬも あふさかのせき
季節
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現代意訳
これがあの有名な、(東国へ)下って行く人も都へ帰る人も、ここで別れてはまたここで会い、知っている人も知らない人も、またここで出会うという逢坂の関なのだなあ。
出典
「後撰集」
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