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心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな
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解説
三条院 (さんじょういん / 976~1017) とは後冷泉天皇の第二皇子で、御名は居貞と申され、第六十七代の天皇です。
母は藤原兼家の娘ですが、藤原道長に圧迫され て、在位六年で退位し、翌年出家されました。
この和歌は、天皇が退位を決意した時に詠まれたと伝えられています。
読み
こころにも あらでうきよに ながらへば こひしかるべき よはのつきかな
季節
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現代意訳
(もはやこの世に望みもないが) 心にもなく、このつらい浮世を生きながらえたなら、さぞかしこの宮中で見た夜の月が恋しく思 い出されることであろうなぁ。
出典
「後拾遺集」
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