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心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花
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解説
凡河内躬恒(おおしこうちのみつね/生没不明)は平安時代の人で、歌人としては紀貫之と並ぶほどで、『古今集』の選者のひとりです。
三十六歌仙の一人でもあり、延喜十一年(911年)に和泉の権掾六位となりましたが、詳しいことは伝えられていません。
凡河内躬恒が和歌のつくりり方を弟子達に教えていた時、庭に咲いている白菊に霜が降りているのを想像して、この和歌をつくってみせたと伝えられていますが、その景色が目に見えるようです。
読み
こころあてに をらばやをらむ はつしもの おきまどはせる しらぎくのはな
季節
秋
現代意訳
無造作に折ろうとすれば、果たして折れるだろうか。一面に降りた初霜の白さに、いずれが霜か白菊の花か見分けもつかないほどなのに。
出典
「新古今集」
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