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 小倉百人一首 047

 八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり

 恵慶法師



解説

 恵慶法師(626〜671)は平安中期の人で、三十六歌仙の一人です。
 播磨国(兵庫県)の国分寺の住職だったと伝えられていて、平兼盛源重之、安法法師らの歌人と親しくしていたようです。

 この和歌は、恵慶法師が河原左大臣 源融の別荘を訪れたとき、その屋敷の寂れた様子を見て詠んだ和歌だといわれています。

読み
 やへむぐら しげれるやどの さびしきに ひとこそみえね あきはきにけり

季節
 秋

現代意訳

 このような、幾重にも雑草の生い茂った宿は荒れて寂しく、人は誰も訪ねてはこないが、ここにも秋だけは訪れるようだ。

出典
 「拾遺集」








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